九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(10)

朝倉市災害ボランティアセンター

 

看護支援第2班 元気に帰任

 

8月10日に続き

朝倉市ボランティアセンターへの看護支援を23日行い、

今回は米の山病院師長室とみさき病院東病棟から参加しました。

 

 

この日は、この夏最後の猛暑期と言われる中、

300人以上のボランティアの方が全国から支援に駆けつけていました。

 

予想に反して、熱中症の方はゼロ。

皆さんしっかり対策をしていることに感心しました。

 

しかしガレキの撤去時に、

木片が刺さったり切創等の方が数名来られました。

 

その他にも、

血圧測定を依頼されたり、

連日支援されている方が

「今日の看護師さんはどんな人かいな?」

毎日来所するという有名人もおられ(笑)、

けっこうバタバタしました。

 

 

ただ閉口したのは、

救護所となっているプレハブに設置してあるエアコンが、

1台は故障、1台も効きが悪く、

自分たちが熱中症になるんじゃないかと心配しました(汗)。

 

 

暑い中でしたが、

良い経験をさせていただいたことに感謝します。

今日の支援者

 

 

「九州北部豪雨災害救援センター」発足!!

 

民医連や県労連など11団体が中心となり

「災害支援共同センター」が、原鶴温泉に開設されました。

 

「共同センター」では、

泥のかき出し作業や住民要望を伺う訪問活動などの

ボランティア活動を行っていきます。

 

ボランティアの申込は、下記にお願いいたします。

 

〇原鶴温泉「やすらぎの里めだか」

 (朝倉市杷木志波21 0943-77-3131)

〇申込先 電話 0946-63-8011

              FAX 0946-63-8012

         メール 0705volunteer@gmail.com

 

* 参加申し込みは、2日前までにお願いします。

 

温泉付きです。終了後はゆっくりお湯につかってください。


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(9)

新たに朝倉市災害ボランティアセンターに

 

看護師支援を開始

 

 

今回の豪雨被災地の復興のため、

全国からボランティアが駆けつけています。

 

その数はすでに21,000人以上。

 

しかし、暑いこの時期の作業は大変で、

熱中症や作業時のケガが発生しています。

 

そのような方の処置のため、

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の看護師派遣担当の方より、

県民医連に対し朝倉市災害ボランティアセンターへの看護師派遣の要請がありました。

 

県連ではその要請対し、現地も視察し検討した結果、

810日〜91日の間に、

親仁会・福岡医療団・健和会から3日間ずつ2名の看護師派遣を行うことを決定しました。

親仁会は、10日・23日・31日を担当します。

 

出発するお二人

急な要請にもかかわらず、10日は、みさき病院・米の山病院から支援に。

 

 

 

被災地の現状と、人の優しさを実感(感想より)

 

730分に本部を出発し、予定どおり9時前に現地に到着。

 

まず状況のレクチャーを受け、さっそく救護所で待機。

 

その間も続々ボランティアの方がセンターで受付をして、支

援先に行かれていました。

 

朝倉市災害ボランティアセンター

 

気温があまり高くなかったこともあり、

救護所の来訪者は熱中症の2名だけでした。

 

持参した凍ったタオルを当て、水分補給と休憩を指示しました。

 

 

現地に行って驚いたのは、

テレビで見るのとは全く違い、

家屋の壊れ方がすさまじく、

自然の脅威を実感しました。 

 

 

終了時刻の17時に帰路に就きましたが、

同時刻にボランティアの方も帰られるため、

高速道路は入口から大渋滞。

 

米の山病院に到着したのは18時半でした。

 

 

平日にもかかわらず約300名も集まったボランティアの方を見て、

人の心は本当に優しいと実感した1日でした。

 

また機会があれば、参加したいと思います。


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(8)

 医療支援終了

 

支援者の皆さん、大変お疲れ様でした。

 

現場を守った皆さん、ありがとうございました。

 

79日から開始した医療支援が22日(県連では23日)に終了しました。

5+1回にわたり20名の職員が、急な要請にもかかわらず支援に行かれました。

災害発生直後、県連対策本部が被災自治体に医療支援の有無を確認し、要請された東峰村への派遣が決まりました。

当初は組織体制が確立しておらず混乱していましたが、そのようななかで、現地の皆さんと体制を確立し、村立診療所や避難所での医療支援を行ってきました。

日赤など当初から派遣された医療チームが帰還する中で、民医連は支援を継続し、さらに先週からは県の保健師をはじめ様々な医療チームが派遣され、一緒に被災者のいのちを守るとともに、現地職員を守ってきました。

災害は誰も望むものではありませんが、いつどこで起るか分かりません。私たち民医連 親仁会は、これからも全国の仲間と一緒に、命を守る活動に取り組みます。

 


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(7)

最後の医療支援チームが出発

 

21日朝、今回の医療支援では最後の派遣となる、第5陣の米の山病院 医師、さかき診療所 師長、おおむた訪問看護ステーション 所長、本部医師事務部 任が米の山病院を出発しました。

出発式には、一昨日支援から帰任した医師が現地状況を説明したり、橋口理事長が県連からの情報を伝え、支援者は聞き入っていました。

 


 

 

暑い現地はマスク着用


昨日やっと北部九州が梅雨明けし、それに伴い気温も急上昇。東峰村は流れ出た土砂が固まり、それが粉塵となって舞っています。散水車が出動していますが、ボランティアも含めマスク着用が必須となっています。

 

さまざまな医療チームが現地に

 

発生後2週間が経過するなかで、私たち民医連だけではなく、県が派遣した保健師チームが避難所や自宅を巡回し、九大や福歯大の歯科チームも継続して支援、DPAT(災害派遣精神医療チーム)も活動を開始するなど、さまざまな医療チームが被災地で活動しています。

その先頭を切って現地に入り、ひとつひとつ支援の対応の仕組みを作り上げていった福岡県民医連そして親仁会の行動は、災害発生時の初動の大切さと、民医連の行動力を、改めて実感するものとなりました。

 


 

災害対応一口メモ(5) 災害救援チームについて

災害が発生した際には、様々な医療救援チームが駆けつけます。その代表的なものは

DMAT-厚労省が3次救急病院で編成し、災害急性期に救命のための活動ができる機動性を持った医療チーム(大手町病院など)

JMAT-日本医師会災害医療チームで、医療機関の支援、及び避難所等での医療に従事する。

(民医連の活動と似ている)

ですが、民医連でも東日本大震災の経験から、MMAT民医連災害医療チーム)を組織しています。熊本地震で本格的に活動を開始しました。主な活動を対策本部運営の援助と、全国の事業所への災害に備える指導を行っています。

 そのほかにも、DPAT(精神医療)JRAT(リハビリ)VMAT(獣医療)・災害歯科コーディネーターなどが活動しています。


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(6)

被災地は、未だ落ち着かず

 

一時的に落ち着いたかに見えた被災地は、天気の変化による避難指示の度重なる発令や、ボランティアの受け入れなど、状況は刻々と変化しています。その一部を紹介します。

 

16(日)】

・九大歯科チーム、鍼灸ボランティチームが入る

・責任者の保健師は当初精神的に厳しかったが、事務局の支えにより落ち着いてきた

・医療要求は少ないが、診療所に医師がいることで村の職員、住民が安心できている

 

 

17日(月)】

・避難所生活でメンタル症状が出ている高齢者がいる

・本日のボランティアの受け入れ数は461名(小石原-176名、宝珠山-285名)。

・熱中症、怪我による受診者が増加。

・避難所が一つ閉鎖され、いずみ館・宝珠の郷・竹交流館の3所だけになった。

1440分に村内に避難勧告・避難指示が出され、避難者受け入れ準備を行う。7080名程度の避難者を収容。17時解除

 

 

18日(火)】

・落ち着いていて患者数も少ない

・昨日も来館された熱中症疑いの女性が来られ、個室で休んでもらう

13時ごろから雨が断続的に降り続き、時折、豪雨となる

1440分に避難勧告・避難指示が出された。すぐに避難者が集まり始めた。(最高時120名)

医療班も避難者の誘導や健康状態の聞き取りなど行った

・避難当初に来られていた認知症の男性が来館。避難指示が解除されず、避難所に宿泊される場合は見守りが必要

 

対策本部がる「いずみ館」
対策本部がある「いずみ館」

 

災害対応一口メモ(4)   「CSCATTT」って、なに?

これは、災害時マネージメントの原則の頭文字です。

 

Command&control(指揮と連携)      ・Triage    (トリアージ)

Safety      (職員・支援者の安全)   ・Treatment   (治療)

Communication  (情報共有)        ・Transport  (搬送)

Assessment     (評価)

 

このうち、「CSCA」は対策本部の組織運営上、「TTT」 は現場での患者対応で、それぞれ求められることです。

「CSCATTT」 という共通のコンセプトをベースにすると、さまざまな災害への対応が可能です。

 

 


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(5)

激励のクロスが現地に

 

米の山病院師長室は、熊本地震支援の際に全国から寄せられた激励クロスが現地をとても励ました経験から「私たちも応援の気持ちを形に」と、さっそく行動に。

激励クロス 師長室から⇒.jpg
   師長室から ⇒

    

クロスは、第3次支援(15日〜16日)の米の山病院管理師長・

みさき病院総師長・本部事務主任に託しました。

支援者を経て⇒.jpg
   支援者を経て ⇒

 

現地に到着し、民医連からの支援者と一緒に東峰村の皆さんに

手渡し、とても喜んでいただけました。

☆彡 現地へ..jpg
  ☆彡 現地へ

 

第4支援が出発

18日朝、米の山病院医師・管理師長・科長、みさき病院事務長が、東峰村に向けて出発しました。

 

復旧は急ピッチに進んでおり、診療所での治療や避難所訪問とともに、自宅の片づけやボランティアの熱中症やケガ・虫刺されの治療や、道路の復旧に伴い活動範囲も村内全域に広がっています。

20170718_出発.jpg
  第4次支援の皆さん

 


 

災害対応一口メモ(3)  「クロノロジー」って、なにっ?

クロノロジー(Chronology)=時系列活動記録

災害の発生直後は、いろいろな種類の情報が、対策本部に一気に押し寄せます。それらすべての情報は、全体で共有し、処理が必要です。しかし、パニックの中での処理なので記憶だけでは、必ず漏れます。

そこで、所定のメモ用紙に情報の内容を記載し、担当者がそれを受信時間に沿って一覧表にし、掲示及び会議で共有し処理を確認していくと、漏れが無くなります。

 熊本地震対策本部を米の山病院に設置した際、MMATからその使用を指示され、今回の災害でも使われています。

ちなみに略称は、若い方は「ももクロ」,年配の方は「のらくろ」など様々なようです。


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(4)

研修医が支援報告を

 

昨日支援に参加した研修医が、医局の朝会で報告を行いました。

 

現地では、ミーティングへの参加・診療所での診察・避難所訪問を行いました。

 

診察では、熱発や感染症の方が目立っていました。

 

避難所は2か所を訪問しましたが、

昨日やっと通行止めの道が簡易的に改修され、

ガードレールもない車がやっと通れるところを進み、

役場から一番遠いところに行きました。

土砂に埋まり放置されている車
  土砂に埋まり、放置されている車

避難者と話しをすると、

皆さん最初は気丈に話をしていましたが、

避難所生活が1週間を超え、家の片付けもめど立たないことから、

ストレスも溜まり、中には涙を流される方もおられました。

 

対策本部がある「いずみ館」の周辺は整備が進んでいますが、

地域に入ると流木や車が放置されていたりと、復興はまだまだこれからです。

 

 

災害時は、医師だけの力ではできないことも多く、

保健師の存在や、チーム医療の重要性を感じました。

 

また民医連が当初から現地に入ったことで、

対策本部がしっかり機能しており、東日本大震災や熊本地震の教訓が生かされ、

さすが全国組織の民医連だと思いました。

 


現地に入ると、テレビで見ていた状況とは全く違いました。 

たくさんの職員の方に参加していただきたいと思いました。

 


      

災害対応一口メモ(2)   

災害時に職員の健康を守る

 

災害を受けた時も、災害支援に行くときも、

私たちは医療人として「患者さんや地域の住民のいのちと健康を守る」

という強い使命感を持っています。

 

この気持ちはとても大切なことですが、

被災時は職員も被災者です。

 

支援者は支援先で倒れてしまっては、何もなりません。

 

民医連では、災害時の過重労働対策や

メンタルヘルス対策も重視しています。

実際に熊本地震の際、社医研の田村先生と保健婦が現場に入り

ストレストリアージを行ったところ、

多くの職員にメンタル不調が見られました。

 

被災時には職員の健康を守る体制作りを、

支援時は「安全で元気に帰任するのが一番の支援活動」

であることを支援者に伝えるとともに、

職場でもフォローしていきましょう。

 

親仁会は支援者の帰任時に、特別休暇の付与を義務付けています、

 

(全日本民医連発行 「健康で働き続けられる職場づくり(2014年改訂版)」 参照)

 


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(3)


支援メンバーがブログに登場

 

現地で日常診療をされている井上鶴川堂(病院)の井上一郎医師は、

災害後から病院ブログで現地の情報を発信されています。

 

7月12日付「安倍晋三内閣総理大臣が」の記事に動画が掲載されていますが、

表敬を受けている支援者も映っています。

 

またこのブログでは、被災後の状況も写真入りで紹介されていますので、

併せてごらんください。

 

ブログアドレス http://www.kakusendo.com/blog

 

 

研修医も支援に

 

橋口理事長が県連として現地の打ち合わせに入るのに同乗し、

二人の研修医も13日朝、東峰村に向けて出発されました。

 

初めての災害支援で、緊張した面持ちで車に

乗り込んでいましたが、現地ではきっと普段の

優しい笑顔で被災者に接することでしょう。

 


 

災害一口メモ(1)

2011年の東日本大震災に続き、2012年九州北部豪雨災害・2014年広島豪雨災害そして2016年の熊本地震等、近年毎年のように災害が発生しています。

災害は非日常の「想定外」の事態ですが、発生した時に冷静に行動するツールが「対応マニュアル」です。

 

親仁会では、熊本地震を契機にいくつかのマニュアルを作成しました。

自分を守り、患者さんを守るためにも、時間がある時にぜひご覧ください。

 

 

 

 


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(2)

副院長を先頭に第2陣が出発

 

昨日の県連からの要請を受け、今日から継続的な医療支援を開始しました。

 

 

親仁会からは第2陣として、米の山病院副院長をはじめ本部看護部長、みさき病院管理師長、本部介護福祉部副部長、

そして県連から現地の情報収集のため事務局次長も加わり5名で。

 

看護部長は「私、注射大丈夫かしら」と茶目っ気たっぷりの笑顔で、8時に米の山病院を出発しました。

 

道路状況がやや改善し、10時には現地に到着し、さっそく支援活動を開始しています。

今回からは、レンタカー会社のご厚意で、支援期間中レンタカーを借り上げています。

 

 

副部長は、対策本部事務局支援の任に

もともと村役場という少ない職員体制の中で住民を守る取り組みをされているため、医療福祉対策本部の体制は十分ではありませんでした。そこで、第2陣の介護福祉部副部長は、昨年の熊本地震支援の経験から、現地の事務局支援の要請を受け、16日まで支援を延長することになりました。

 

現地の情報とどく
支援に入った福岡医療団の医師から「東峰村医療支援 現地情報 20170712」
が県連に報告されました。

 

住民の疾病状況や、支援者に求められている内容など、わかりやすく記載されています。今後支援に行かれる方をはじめ情報共有として職員の皆さんもご覧ください。

 

 

福岡県民医連として義援募金を開始

県連として、復興支援・生活支援のために、災害募金を取り組むことが決定しました。

詳細は、改めて法人通達を出しますが、職員の皆様のご協力をお願いするとともに、窓口などにも募金箱を設置し、患者さんなどへの呼びかけも併せてお願いいたします。

 


九州北部豪雨 親仁会支援ニュース(1)

第1陣として医療支援に

 

皆さんご存知のように、7月5日からの豪雨で、朝倉から田川にかけて大きな被害が出ています。

 

福岡県連では7日に災害対策本部を設置しました。

被災地の自治体と連絡を取り、支援要請が出された東峰村に9日(日)〜24日(月)に医療支援を行っています。

 

 

親仁会もこの要請に応えるために、3月に作成した「支援マニュアル」に基づき派遣本部を設置し準備を開始しました。

初日の9日は、県連会長としての橋口理事長をはじめ3名が第1陣として現地に。

 


 

当初日帰りの予定でしたが、現地の状況から1泊の支援に急きょ変更。

被災直後ということで、指示命令系統が混乱していましたが、昨年の熊本地震対策本部の経験をもとに、現地の皆さんと今後の運営について確認しました

 

現地は、県庁や日赤からの支援とともに、地元の保健師さん看護師さん2名が不眠不休の奮闘をされています。

なかには自分の家が流された方もおられ、10日夕方に支援を終えて帰任した師長は「もっと援助してあげたかった」と感想を述べていました。

 

 

今後も引き続き支援に入ります。

まだ天気が不安定で道路の状況が日々変わっています。

また現地での支援内容も変わってくると思われます。

 

支援者の皆さん、まず自らの安全を確保し、支援をよろしくお願いいたします。


 


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